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俺乃アメショ

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by orenoart
アメショキャッテリー            ORENO日記
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キャットショーの記憶【№2】
2006年 04月 29日 |
キャットショーの記憶の写真の下の方にマグカップ写っている。

マグカップにはKittenのGummyを連れてシカゴのインターナショナルショーに参加したあの日の一瞬が貼り付けてある。
キャットショーの記憶【№2】_f0043859_15504426.jpg


4ヶ月で参戦したGummyが1リンクだけファイナルの4位に入賞した。
ジャッジに入賞のお礼を言うために夫と私達キャッテリーの親元であるJohnが並んで立っている。少し後ろに、Sol-mer Sharifとそのオーナーの姿が写っている。
Sol-mer Sharifのオーナー(Mary Jo Mersol-barg)は既にこの時Gummyの素質を見抜いていた。彼女の視線を私達は自然に感じ取ることが出来た。

GummyはJohnの手元に置かれ、私達は帰国した。

GummyとSharifの戦いは翌年に持ち越した。
1996年から1997年までのナショナルアワードをめぐる戦いの中心にGummyとSharifがいた。
正にAmerican Shorthair's Yearだった。
その時代のインターナショナルショーは、アワードキャットとしてその年の後半の成績を左右するビッグイベントとして位置づけられていた。
そこでGummyは総合の2位、そしてSharifは1位になり、ナショナルアワードはさらに興奮の後半戦にもつれ込んでいった。
しかし結果はGummyは12位、SharifはBest Catとして年を終えた。
Gummyは4位を保っていたにも関わらず、完走することなく2月にリタイヤさせてしまったためだった。
アワードの後半にもなると、同日の複数のキャットショーをエントリーしておき、ぎりぎりまでエントリー数や出陳メンバーの情報を集め、直前にエアチケットを買って全米を回らなければ勝てない。アメリカで1年間猫をキャンペーンするのは大変なお金と、時間を費やしてしまう。
Johnとは共に楽しんだのだけれど、費やしているお金と時間を考えるとすまないと思う気持ちが確かにあった。Johnは自分のためだけにAwardを完走しようとしたのではなく、私達にAwardをプレゼントしてくれるつもりだったのだ。
お金と時間は十分使っていたし、周囲の妬みや意見に惑わされることなく、後3ヶ月を思い出作りのために走り抜けるべきだった。
Mary-Joはこの頃Award入賞の常連者だったのだ。今思えば、経験の無さが大きく影響した。


マグカップは簡易な焼付けなので、色褪せつつある・・・私の記憶も随分褪せてきた。
キャットショーの記憶【№2】_f0043859_1645456.jpg

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